ハーブとアロマを学びたい。辞典のように使えるおすすめの3冊

オーガニックコスメやナチュラルコスメを好んで使うようになってから、ハーブやアロマにも興味を持つようになりました。知れば知るほど、自然が持つパワーはすごい。

よく考えてみると、普段私たちが何気なく食べているものだってすべて自然界のもので、知らないうちに見えない大きなパワーをいただいて生きているということに気づきました。

目まぐるしいスピードでどんどん進化する世の中だけど、太古から言われていること、伝承され、活用されていることには、最新の電子機器とは質の違うパワーがあるように感じます。

パソコンやスマホに向き合い、つい「忙しい、忙しい」と何かに追われるように過ごし、、ふとしたときにドッと疲れて、気を失うように眠ってしまう。これって、体が悲鳴をあげているのでは……? そこで、ハーブやアロマの力を借りて「心身を整える」に挑戦しようと思い、まずは手軽に手に入る「本」を読んでみることにしました。

ハーブやアロマに関してまったく知識のない私でも読みやすく、学びになった3冊をご紹介します。

目次

『はじめてのハーブ手帖―基本のハーブ70種類』(著)EDing Corporation

私はわりとハーブティーを好んで飲むのですが、「なんか香りがいいから」「スリーピングって書いてあるから」のような、ふわっとした理由でハーブティーを選んでいます。でも、せっかくだから、ハーブティーについて、ハーブについて、もっとちゃんと知りたい。

「どのハーブにどんな効果があるのか」まずはそれを知りたくて手に取ったのが、この本です。

税込で638円と安価だったこと、レビューがよかったことが決め手で購入したのですが、大正解でした。

オールカラーで写真が多く、ハーブの解説だけじゃなく、ハーブティーの淹れ方や簡単な料理方法も紹介されています。ハーブ初心者が知りたいであろう情報はひと通り知ることができました。

ハーブ名でページを探せるので「あれはどんなハーブだっけ? 」というときに役に立つ一冊。

ハーブについての知識がまったくない人、これから勉強をする人、ある程度学んだ人、どんな人でもそばに置いておくと重宝しそうです。

『あたらしい アロマテラピー事典』(著)木田 順子

先ほどの本は「ハーブ」でしたが、こちらは香り、アロマテラピーに特化した本です。

アロマの香りについて詳しく書かれていて、芳香浴、沐浴、ボディトリートメント、スキンケア、ヘアケア、掃除、洗濯、防虫など、暮らしの中でどう役立てるかを知れます。

アロマの香りを選ぶとき「集中できるもの」「睡眠時に適したもの」「朝スッキリ起きられるもの」「リラックスできるもの」「ストレスを感じたときに良いもの」……など、目的でどれを使うか選ぶと思うんですが、この1冊があればそのときに何が適しているのか分かります。

それぞれの精油を使う上での注意点、アロマに関する法律などの、押さえておきたい基礎的な知識のほか、化粧水やフェイシャルオイル、シャンプーなどの作り方まで掲載されています。体の状態に合わせて作れるレシピもあるので、趣味ではじめたい方にはぴったりな一冊。巻末に索引があるので、辞書のように使えます。

アロマを焚くことが多い私にとって、なくてはならない本です。一番活躍してます。

『魔女の12ヵ月』(著)飯島 都陽子

「なんて素敵な本なの! 」と、ただただタイトルと表紙に惹かれた本。どんな内容なのか把握しないまま購入したのですが、魔女暮らしを絵本のように疑似体験できる一冊でした。

その昔、魔女は森と村の境目に住み、糸を紡ぎ、機を織り、月の暦に従って薬草を採りに森に入り、その薬草で村の人々の病や苦しみを癒やしてきました。魔女の暦の資料をもとにして記された「魔女の12ヶ月」を知る旅へ。

1月~12月まで、月ごとに、

・季(とき)のことば
・月の祭り
・とっておきハーブ
・おいしい魔女レシピ
・手仕事
・お茶時間

以上6つのトピックが紹介されていて、1ヶ月をたっぷり楽しめる構成になっています。「季のことば」はエッセイのような内容で、読み応えがあります。

新しい月がはじまるのが楽しみになる、そんな一冊です。

素敵な挿絵もたっぷり。絵本やファンタジーの世界が好きな方に特におすすめ! 楽しみながらハーブを学びたい方へ。魔女修行、はじめてみませんか。

電子書籍で買ったけど、紙の本にすればよかったなぁ。

本を読んでハーブをもっと身近に

ハーブやアロマというと専門的な知識が必要なイメージがありますが、趣味の範囲で暮らしに取り入れるのはそう難しくありません。

基本的なことを学べる本で、マイペースにハーブやアロマを楽しんでいきませんか。

今回ご紹介した本は、3冊ともおすすめですが、さらに厳選するなら『はじめてのハーブ手帖―基本のハーブ70種類』と『あたらしい アロマテラピー事典』この2冊をチェックしてみてください。

ハーブティーやレシピなど、「食」について知りたいなら『はじめてのハーブ手帖―基本のハーブ70種類』を。

アロマテラピー、香りについて知りたいなら『あたらしい アロマテラピー事典』を。

「ふぅ……なんだか疲れた」そんなときにハーブやアロマの力を借りると、じわ~っと心と体が軽くなるような気がします。日常のプチ癒やしに、ぜひ活かしてみてください。

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この記事を書いた人

美容好き。最近はオーガニック&ナチュラルコスメを好んで使うようになりました。自然のパワーをもらえるような、香りと心地よさが好きです。アロマやハーブも独学で勉強中。楽しくやれる範囲で生活に取り入れています。

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