梅雨は眠気に悩まされやすい?食べ物で睡眠の質アップ

梅雨の時期に入ると、

「しっかり寝たのに疲れがとれない」

「寝不足ではないと思うけど、日中に眠くなる」

と悩む人は決して少なくないはずです。

実は梅雨と眠気には密接な関係があり、食べ物を工夫するだけで睡眠の質がアップし、眠気を感じにくくなります。

今回は梅雨に眠気を感じやすい理由と、睡眠の質をアップさせる食べ物をご紹介するので、眠たい梅雨から解放されたい人はぜひ参考にしてください。

目次

梅雨の時期は眠気に悩まされやすい?原因は?

それでは、梅雨の時期に眠気を感じやすい原因から見ていきましょう。

気圧が低い日が続くのが原因

梅雨の時期は気圧が低い日が続くため、連続する低気圧により自律神経は乱れがちになります。

自律神経は体を正常にするために働くのが役割です。本来は交感神経と副交感神経をバランスよく切り替えてくれますが、自律神経が乱れると上手く切り替えができなくなります。

その結果、体をリラックスさせる副交感神経が優位になりがちになってしまい、日中に眠気やダルさを感じてしまうのです。

気圧だけでなく、温度変化や湿度も自律神経の乱れにつながります。梅雨の時期は朝晩や日によって気温の変化が激しく、雨によって湿度が高くなるため、自律神経の乱れは深刻化してしまうのです。

深呼吸・ストレッチ・半身浴などが予防に効果的

梅雨の時期の眠気やダルさを予防するには、深呼吸やストレッチ、半身浴などが効果的です。

毎年梅雨になると眠気がひどいと自覚症状があるなら、

  • 朝起きた時や寝る前、仕事の休憩時間に深呼吸をする
  • お風呂上がりにストレッチを行う
  • 週に数回、半身浴を取り入れる

などをして眠気を予防していきましょう。

梅雨の時期に睡眠の質をアップさせる食べ物には何がある?

梅雨の時期の眠気を防ぐには、先程ご紹介した深呼吸などの他に、食べ物を工夫して睡眠の質をアップさせることも効果的です。

睡眠の質がよくなると、自律神経の乱れが改善されるので、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くできるようになります。その結果、日中に副交感神経が優位になりにくくなるため、眠気やダルさを防げるというわけです。

睡眠の質を上げる効果があるとされている食材を以下にまとめました。

睡眠の質をアップさせる食材一例
・ヨーグルト、チーズなどの乳製品
・イワシ、サバ、サンマなどの青魚
・納豆、豆腐などの大豆製品
・牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類
・サケ、アサリなどの魚介類
・玄米、発芽玄米
・バナナ
・トマト
・はちみつ

梅雨の時期が近づいてきたら、上記にある睡眠の質を上げる食材を積極的に食べてみてはいかがでしょうか。

梅雨の眠気を解消!睡眠の質を上げるおすすめメニュー

普段あまり自炊をしない人は、睡眠の質を上げる食材がわかっても、どう組み合わせていけば良いのかわからないかもしれません。

おすすめのメニューをいくつか紹介するので、梅雨が近くなったらぜひ食事にとり入れてみてください。

朝におすすめのメニュー・はちみつバナナヨーグルト

はちみつバナナヨーグルトは、簡単に作れるのに、睡眠の質をアップさせる食材を一度に3種類とれるのでおすすめです。

作り方は、バナナ1本を一口サイズにカットして器に入れたら、無糖ヨーグルトとはちみつをお好みの量かけるだけ。ヨーグルトとバナナには整腸作用もあるので、お腹がすっきりする効果も期待できます。

昼におすすめのメニュー・玄米と鶏むね肉のチーズ焼きとトマトナムル

午後の仕事や家事をしっかりとこなすために、お昼はタンパク質をとるのがおすすめです。

まずは鶏むね肉にフォークで穴をあけ、大さじ2の酒を揉み込んでおきます。小麦粉を軽く振りかけたらフライパンで皮の面から焼き、焼き色がついたら裏返してください。裏返したらとけるチーズをお好みの量振りかけ、肉に火がとおるまで焼きます。最後に塩胡椒をかけたら完成です。

次に、トマト1個を角切りにして器に入れます。そこにごま油・めんつゆ・塩昆布を適量入れて混ぜれば、トマトのナムルの完成です。

最後に玄米ご飯をあわせれば、睡眠の質アップの昼食ができあがります。

夜におすすめのメニュー・玄米とサケとアサリの味噌汁

夜は食べすぎると消化に力を使ってしまい、睡眠の質を下げてしまうのであっさりした和食がおすすめです。

まずはアサリの塩抜きを済ませておいてください。鍋でお湯をわかし、出汁をとったらアサリを入れ、アサリに火が通ったら味噌を入れて味噌汁の完成です。お好みで他の具を入れても構いません。

あとはサケを焼き、玄米を炊いたら夕食の完成です。ボリュームが足りない時は、納豆や冷奴をプラスすると良いでしょう。

梅雨の眠気を解消するには「食べ方」にも注意

梅雨の時期の眠気を解消するには「食べ方」にも注意が必要です。

食事をとるタイミングは、

・朝食は起床後1時間以内

・昼食は朝食から5〜6時間後

・夕食は寝る3時間前まで

すると、睡眠の質を上げる効果が高まります。

体調を崩さないよう栄養バランスに注意し、どうしても足りない時はサプリメントを上手に活用しましょう。

早食いは消化不良を起こし、消化に負担をかけて睡眠を阻害します。ゆっくりよく噛んで食べるようにすると、量も調節できるので食べ過ぎも防げるでしょう。

まとめ

梅雨の時期は自律神経が乱れやすく、日中に副交感神経が優位になることで眠気、ダルさを感じやすくなります。

睡眠の質を上げると自律神経が整うので、梅雨による眠気は感じにくくなるでしょう。睡眠の質をアップさせる食材をバランスよくとると効果的なので、まずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ブラック企業にOLとして勤めたのち、Webライターとして独立。得意ジャンルは美容、恋愛、節約、ファッション、オカルトなど。記名記事、専属ライターとして活動するWebサイトは多数あり。

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