頭皮デトックスとは?皮脂・汚れ・花粉を除去し美髪を手にいれよう

体内にたまった老廃物を外に排出させることを「デトックス」と言います。実は体の中だけでなく、頭皮にもホコリや皮脂などが蓄積されてしまうのです。そのまま放置していると、髪や頭皮にとってよくないことが起こりかねません。

今回は頭皮デトックスとは何かを解説するとともに、おうちで実践できる頭皮デトックスの方法をご紹介します。

目次

頭皮デトックスとは?意味を解説

頭皮デトックスとは、頭皮の毛穴につまったホコリや皮脂を除去することです。日々のシャンプーだけでは落としきれない汚れをとりのぞき、きれいで健康な地肌をめざします。

頭皮を清潔にする方法として一般的なのは、ブラシやスクラブを使用して、頭皮をマッサージすることです。髪を念入りにブラッシングしたり、スクラブで洗浄したりすると頭皮にたまった毒素や老廃物を排出できます。

頭皮デトックスが必要な理由

髪や頭皮の健康をたもつために、頭皮デトックスが必要な理由をならべました。

髪をケアするアイテムが毛穴を詰まらせる?

目に見えない部分である頭皮は、顔の皮膚よりもたくさんの毛穴があります。そのため、こまめにお手入れをしないと毛穴に汚れや皮脂が詰まってしまうことも。

単なる角栓や皮脂による汚れ以外にも、トリートメントやスタイリング剤などの髪をケアするアイテムが毛穴を詰まらせる原因になります。頭皮が毒素や老廃物でいっぱいにならないように、積極的に頭皮デトックスをおこなうことが必要です。

空気中の目視できない汚れが髪につくため

空気中には目視できないホコリや排気ガスなど、あらゆる汚れが存在しています。

春先にかけては花粉やウイルスがとくに発生するため、頭皮にダメージが与えられやすいです。この季節がやってくると、髪や地肌のうるおいをキープさせようとして、多くの皮脂が分泌されます。すると皮脂に目に見えないほど小さなホコリや汚れが付着してしまうのです。

上記のことからわかるとおり、空気中の汚れは目で確認しきれないためシャンプーでは落としきれません。通常の洗髪にプラスして頭皮デトックスをとりいれましょう。

おうちで実践!頭皮デトックスの正しいやり方

全国の美容院のなかには、頭皮デトックスがメニューのひとつにくわえられている店舗もあります。

ヘアサロンで頭皮デトックスの施術を受けるとカウンセリング、洗髪、頭皮マッサージなどが受けられるためおすすめです。しかし髪を丁寧にお手入れしてもらうぶん、お金がかかります。

頭皮デトックスにかかる費用をできるだけおさえたい人に向けて、おうちで実践できる頭皮デトックスのやり方をご紹介。

用意するものと手順

用意するものはたったの3つです。

・ブラシ(くし)
・頭皮用のスクラブ剤
・保湿効果の高いトリートメント

まずお風呂に入る前に髪をブラッシングしましょう。頭のてっぺんや耳の上にある側頭筋をブラシで刺激すると、血行が良くなります。そのうえ頭皮や、髪の汚れをとりのぞきやすくなる効果があるのです。

ブラッシングを終えたら、つづいて頭皮用のスクラブ剤でマッサージをしましょう。このとき、スクラブ剤を髪へ直接塗布してしまうと、頭皮まで浸透しません。指の腹をもちいて生え際からなじませていくのがポイントです。

頭皮のマッサージが不十分だと、洗い残しが出る可能性があります。頭皮や髪にスクラブ剤をよくもみこんでください。

スクラブ剤を使って頭皮をほぐしたあとは、お湯で洗い流しましょう。マッサージのときと同様に、十分に洗い流さないとフケや頭皮が荒れる原因になりかねません。流し忘れには注意してください。

最後に保湿効果の高いトリートメントをつけたら、頭皮デトックスは完了です。

くせ毛の人はどうやって頭皮デトックスをおこなうべき?

くせ毛の人は、スクラブ剤を指につけて塗ったとしても頭皮に浸透しにくいです。そこで「ノズルのついたスクラブ剤」をおすすめします。ノズルを使えば、スクラブ剤が頭皮までダイレクトに届くためくせ毛の人にぴったりです。

髪がごわごわとしていて絡まりやすい場合は、ヘアクリップで髪を固定したうえで少しずつマッサージするとよいかもしれません。

まとめ:頭皮デトックスとは?皮脂・汚れ・花粉を除去し美髪を手にいれよう

頭皮デトックスとは、頭皮に付着した汚れや皮脂をきれいさっぱり除去することです。春はとくに花粉が髪や頭皮につきやすいため、洗髪以外のヘアケア方法として頭皮デトックスを取りいれるとよいでしょう。

頭皮デトックスをおこなえば、頭皮の毛穴汚れをとりのぞけます。定期的に頭皮から老廃物や毒素を排出して、理想の美髪を手にいれてください。

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この記事を書いた人

元バスガイドで、国内旅程管理管理主任者(ツアーコンダクター)の資格を保有しています。現在、フリーライターとして取材・撮影・小説の執筆など、マルチに活動中です。

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