マスクは結局どの種類がいいの?種類と選び方をおさらいしておこう

少し前までは、風邪をひいたときや花粉が飛散する時期などに着用していた「マスク」。

マスクが必須な職業に就いている人以外は必要なときにするものでしたが、今ではほとんどの人が毎日マスクをつけています。

毎日長い時間つけるものだからこそ、使うマスクにはこだわりたいですよね。近頃はいろいろな種類のマスクが販売されていますが、結局のところどのマスクがベストなのでしょうか?

今回はマスクの主な種類と、自分に合ったものを選ぶためのポイントを紹介します。なかなか自分にフィットするマスクが見つからないという人はぜひ参考にしてください。

目次

マスクの選び方を知る前に!どんな種類があるか知っておこう

今ではドラッグストアだけでなく、雑貨屋やファッションアイテムを販売しているお店でもマスクを見かけるようになりました。

サイズや柄、素材など数えきれないほどありますが、マスクの主な種類は以下の3つです。

マスクの種類

・布マスク・・・コットン、ポリエステルなどの素材からできた布製のマスク。布地が丈夫なため、正しい洗い方で洗濯をすれば数十回以上は繰り返し洗って使える。ただし、花粉やウイルスが通り抜けてしまいやすい。

・不織布マスク・・・不織布でできたマスクで、柔らかい紙のような触り心地が特徴。布マスクに比べると、花粉やウイルスをシャットアウトしやすい。洗って繰り返し使えるが、布マスクほど耐久性はないため、5回ほどが限界のことが多い。ヒモが細めなため、耳が痛くなりやすい。

・N95マスク・・・N95規格に合格したマスクで、粉塵マスクのようながっちりとしたデザイン。不織布より花粉、ウイルスなどをシャットアウトしやすい。こちらも洗えないことはないが、形が崩れる可能性がある。医療従事者などがつける場合が多いので、見た目的に普段使いしにくい。

N95マスクは医療従事者が優先的に利用しているため、一般家庭では目にする機会は少ないでしょう。

ドラッグストアなどで販売されているのは、布マスクと不織布マスクがメイン。それぞれメリット、デメリットがありますので、正しく利用するために知っておきましょう。

自分に合ったマスクを選ぶための5つのポイント!

マスクの主な効果は「ウイルスを飛散させないこと」ですから、どのマスクを選んでも、花粉やウイルスを完全にはシャットアウトできません。

しかし、自分に合ったマスクを選べば、花粉やウイルスなどを体内へ侵入させにくくできます。

花粉やウイルスによる影響を受ける確率は下げられますので、これから紹介する5つのポイントを知って、自分に合うマスクを選びましょう。

1.自分の顔のサイズに合ったマスクを選ぶ

マスクが自分の顔のサイズに合っていないと、鼻のまわりだけでなく、あごや両頬からも空気が侵入してしまいます。

マスクのサイズはメーカーごとに異なり、「子供用」「小さいサイズ」「大きめ」「大人サイズ」など呼び方はさまざま。

自分の顔のサイズに合ったものを選ぶには、「顔が大きいから大人サイズ」と適当に選ぶのではなく、マスクのパッケージに書いてあるサイズ表を見て、自分のサイズとぴったりかどうかを調べてから購入することが大事です。

2.隙間ができすぎないかチェック

マスクのデザインによっては、全体的なサイズ感は問題なくても、鼻のまわりに隙間ができすぎてしまう場合があります。

これは骨格によって起こるサイズのズレで、多くのマスクが実際につけてみないとわからないケースが多いのです。

つけてみて「隙間ができるかも」と感じるなら、新しいマスクに取り替えることをおすすめします。

3.肌荒れする素材は避ける

マスクは長い時間肌に密着しているので、肌荒れを起こしてしまう素材は避けたほうがよいです。

化学繊維でアレルギーが出てしまうなら綿素材のマスクを、綿素材の毛羽立ちでかゆみを感じるならポリエステルを、というイメージ。

マスクで肌荒れを起こすと不快な症状が続きますから、快適に使える素材を選びましょう。

4.夏は呼吸のしやすさも確認する

マスクの素材や通気性のよさによって、呼吸のしやすさは変わります。

もちろん、運動していなくても息苦しくなるようなマスクはないでしょうが、夏は暑さがプラスされるので、冬なら息苦しさを感じないものでも呼吸が苦しくなる場合も。

夏は呼吸のしやすさも確認し、ウォーキングなど軽い運動を行っても酸欠状態にならないマスクを選びましょう。

5.気分が楽しくなるものを選ぶのもあり

マスクは顔半分が隠れてしまうため、メイクが好きな女性はマスク生活が長引くほど、マスクを付けることが億劫に感じる場合もあるでしょう。

とは言え、マスクなしで外出するのは今の時代は難しいもの。マスク生活に嫌気がさし始めたら、気分が楽しくなるデザインを選んでみてはいかがでしょうか。

パステルカラーのマスクやレース素材のマスク、マスクを嫌がるお子様にはキャラクターものもいいかもしれません。

自分に合うマスクを選んだら正しいつけ方も知っておこう!

マスクは付け方次第でも、花粉やウイルスがどれだけ口や鼻に侵入するかが変わってきます。

今回はつけ方を間違いやすい不織布マスクの正しいつけ方を紹介するので、この機会に一度自分のつけ方を見直してはいかがでしょうか。

不織布マスクの正しいつけ方

1.まずマスクの上下と裏表を確認しましょう。ワイヤーが入っているほうが上で、プリーツが下向きになっているほうが表です。

2.プリーツを上下に引っ張ってマスクを広げます。

3.マスクを顔に当て、ワイヤーの部分を押さえて鼻の形にフィットさせてください。

4.マスクの鼻の部分を押さえたまま、下の部分を引っ張って顎まで広げましょう。

5.顔にマスクがフィットするようにヒモを耳にかけて完成です。

まとめ

マスクはただつければいいというものではなく、自分に合ったものを選ばないと、マスク本来の役割を発揮できません。

自分の顔にしっかりフィットするマスクを選び、花粉やウイルスなどの影響をできる限り受けないようにしましょう。お気に入りの1枚を見つけて、マスク生活を快適なものに変えてくださいね。

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この記事を書いた人

ブラック企業にOLとして勤めたのち、Webライターとして独立。得意ジャンルは美容、恋愛、節約、ファッション、オカルトなど。記名記事、専属ライターとして活動するWebサイトは多数あり。

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