マスクをする生活が続いて、顔全体の筋肉が凝り固まってきていませんか?
どうにかしたいと、顔のマッサージをしている方も多いと思います。マッサージをすれば血行もよくなり、肌のトーンアップも期待できそうでよね。
しかし、顔のマッサージだけでは、もしかしたら満足いく効果が得られないかもしれません。
その理由は「頭皮の凝り」と関係があります。
そこで今回は、頭皮の凝りをほぐす大切さを解説すると共に、その効果とマッサージ方法についてもご紹介します。
顔のマッサージだけ?頭皮がカチカチでは効果も半減!
顔のマッサージをしているのに、なかなか凝りや肌の質が改善されないなと思うことはありませんか?
そんなときは、頭皮が凝り固まっていないかチェックしてみてください。
頭皮は、顔の皮膚と繋がっています。なので、頭皮が固まっていては顔の筋肉もほぐれにくくなり、顔だけマッサージしていても効果が出にくくなってしまうのです。
きっと弾力のないカチカチな頭皮になってしまっているのではないでしょうか。
まずは、頭皮をほぐすことから始めましょう。
頭皮をほぐせば、若々しい表情や、美肌、美髪にもつながる!
頭皮をほぐすことは、顔のマッサージの効果が底上げされると同時に、いくつかの相乗効果があります。
表情が若々しくなる
頭皮からおでこにかけての凝りが改善されると、目の周りの血流がよくなり眼精疲労の緩和につながります。いつもより目が開いていると感じられるでしょう。
そして、頭の両サイドのある「側頭筋」の凝りがほぐれると、顔のたるみによって目立ってしまう「ほうれい線」が薄くなる効果も。
よって顔全体の印象も明るくなり、一気に若々しい表情を取り戻せます。
美しい肌が作られる
頭皮の凝りによって滞ってしまっていた血流がしっかりと巡るようになると、肌の代謝も上がります。そうすると肌のターンオーバーが促進され、美しい肌へと導きます。
吹き出物などの肌荒れの原因は、血流の悪さからきていることもおおいにあります。首や肩の凝りも影響するので、まずは頭皮、それから顔、そして首や肩の凝りをほぐしてあげるのが理想的です。
頭皮に栄養が届き、髪の毛に元気が出る
頭皮をほぐせば、髪の毛にも嬉しい効果が現れます。
栄養が行き届くようになると、抜け毛が減り白髪対策もできて、いつまでも健康的な髪を保てます。
髪の毛も肌と同じように生まれ変わっていくものなので、栄養の届きやすいやわらかい頭皮であることが大切です。
頭皮マッサージ、ほぐし方を解説
ではここから、頭皮マッサージとほぐし方を解説していきます。
特別な道具がなくてもできるので、職場でも家でも気軽にできますよ。
やさしく頭皮マッサージ
まずは、両手の指先を頭部の中央に置いてゆっくり押しましょう。
気持ちがいいと感じる程度の強さで押してください。
3秒ほど押して離す、これを何回か繰り返しましょう。
頭頂部はとくに冷えやすく、放置しているとすぐに血流が悪くなってしまうので、できれば毎日マッサージすることをおすすめします。
気になるほうれい線には、側頭筋がある耳の上の少し手前に、手のひらを垂直に置き、円を描くようにマッサージ。仕事で疲れたときにやると、張っていた頭がやわらかくなったように感じられると思います。初めは痛いかもしれないので、やさしくほぐしていきましょう。
日常でできるほぐし方
マッサージ以外にも、日常に取り入れやすい頭皮をほぐす方法をご紹介します。
・ヘアブラシで頭皮を刺激する
ヘアブラシで髪の毛をときながら頭皮を刺激してあげるのも、血行をよくする効果があります。上から下、そして下から上や斜めと、多方向からといてあげるのがポイントです。
マッサージ同様に気持ちいいと感じる程度の力で行いましょう。頭皮を傷つけないように注意してください。目の粗いヘアブラシがおすすめです。
・頭を湯船につからせる
湯船に浸かるときに、真上を向いて、できるところまで頭を湯船につからせてみましょう。頭皮があったまり凝りもやわらぎます。
頭を洗うときもシャワーのお湯を当てていますが、大事なのはじっくりとあっためることです。
手すりを持ったり、手でしっかりと体を支えながら行なってください。
・髪の毛を引っ張る
適当な量の髪の毛を掴んで、グッと引っ張るの方法も効果的です。
お手洗いに行ったときにおこなうのが、いいタイミングかもしれません。
髪が抜けないように力を加減し、マッサージで見落としがちな生え際部分などもやってみましょう。
お仕事の合間にやるときは、髪を整え直すことを忘れずに!
まとめ
「頭皮と顔の皮膚はつなっがている」というイメージを持っていただけたでしょうか?
肌も、髪も、そして口元や目元の表情も、印象を大きく左右します。その印象をよくするためにも、まずは頭皮からの巡りを意識して毎日のケアに励んでくださいね。
放っておけば、それだけほぐすのに時間がかかってしまうので、さっそく今日から始めてみましょう。