辛い気圧をやりすごす!原因からひもとく対処法4選

季節に関わらず、気圧の低い日に調子が悪くなってしまう……。そんな方は多いのではないでしょうか。「気圧不調」「気象病」という言葉もあるように、3人に1人は気圧の変化に伴って、何らかの不調を感じているとされています。ただ、症状への対処法はあまり効果が得られないものが多いのも事実です。

天気を操ることはできないけれど、不調が少しでも和らぐ方法が知りたいという人も多いかと思い、今回は原因にアプローチした対処法を紹介します。

目次

 辛い症状はなぜ起こる? 気圧と不調との関係

そもそも、気圧の変化に伴う不調はどのようなことが原因で起こっているのでしょうか。

 気圧が低下することにより体内の水分バランスが乱れ、自律神経の働きが乱れることと、血管が拡張することが最も大きく関係しています。

 まず、体内の水分バランスの乱れについてご説明します。

人間の身体は、約6~7割が水分でできているとされています。この水分が栄養素を体中に運んだり、老廃物を排出したり、体温の維持調節をしたりと体内のあらゆる機能に関わっているのです。水分量が失われ脱水症状に陥ると生命の危機にさらされることもあります。 水分は、それほどまでに人の健康に影響を与えているのです。

また、人の身体に存在している水分は、しばしば天気に左右されてしまいます。気圧が低下しているときは、同時に気温や湿度が変化します。気温や湿度の影響を受け、水分のバランスが崩されてしまうと言われております。

体内の水分バランスが崩れることで、血管の拡張や自律神経の乱れがといった現象が引き起こされると言われています。

 血管の拡張が起こることで、頭にある神経が圧迫されることで頭痛が起きやすくなり、自律神経の乱れがおこることで体内の調整がうまくいかなくなり、倦怠感やめまい、精神的な症状などが起こりやすくなります。

 辛い不調を和らげる4つの方法

血流を促すストレッチや運動を行う

ストレッチや運動で血流をうながすことで血行が良くなったり、体温が上昇しやすくなったりという効果が得られます。

血行がよくなったり体温が上昇し高い状態でキープされることで、頭痛が軽減したり自律神経が安定しやすくなるのです。

血流が悪くなると老廃物の循環が悪くなり、血管周囲の神経が刺激されやすくなります。もともと、気圧の低下によって血管が拡張している状態では神経が刺激されやすくなっているため、老廃物の停滞を原因とする刺激がいつも以上に強いものとなってしまうので、頭痛や体調不良が引き起こされやすくなるのです。

ぬるめのお湯にゆっくりつかる

シャワーをさっと浴びてお風呂を済ませているという方も少なくないでしょう。しかし、熱いお湯で一時的に身体を温めると、体温が高い状態で保たれにくくなってしまいます。

すこしぬるいなと感じる、体温より高め(38~40℃程度)のお湯をはった湯船にゆっくりと浸かることが大切です。血流がよくなったり体温が上がったりするだけでなく、副交感神経を優位に働かせることが出来ます。

 副交感神経優位になると、自律神経をはじめとする身体全体の緊張が緩んだ状態になります。これにより、体温がゆっくりと変化し、少し下がりはじめるタイミングで穏やかに睡眠へと移行することが出来ます。この状態での睡眠は非常に深く質の良い物だとされているため、疲労が取れやすくなり、低気圧による不調が表出しづらくなるというメリットも得られます。

耳をマッサージする

自律神経に影響を与えやすいとされている耳を入念にマッサージすることも効果的です。人の耳には、「内耳(ないじ)」という器官が存在しています。

この器官は、血流や悪くなると気圧の影響を敏感に受けてしまいやすくなったり自律神経の乱れを加速させてしまいやすくなったりという場所の一つです。

 耳の周りをゆっくりとほぐしていくことで、自律神経の働きを整えることができます。おすすめなのは、朝・昼・夜の3回マッサージを行うことです。マッサージが難しい人は、あたたかい飲み物を入れたペットボトルや温めたタオルなどを耳にあてることで、不快な症状を和らげることができます。

さらに、内耳の血行を促すことで水分の代謝がよくなり頭痛などを和らげる効果も期待できます。

1日3回のマッサージを1カ月程度継続することで、体質が改善して気圧による不調が起りづらくなるともいわれています。

ハーブや精油、漢方を利用する

気圧による不調は、自律神経の働きが乱れることが原因の一つだとお伝えしました。

この不調は、交感神経が有意になっている状態が長く続くことで起こりやすくなります。そのため、副交感神経が優位になっている状態を意識的に作っていくことが大切です。

そんなときにオススメなのが精油を用いたアロマテラピーです。心身のバランスを整えやすくなるゼラニウムやクラリセージといったものを用いることがおすすめです。

また、体内の水分バランスを調整するものしてハーブや漢方を用いることも効果的だとされます。排出を促す作用のある、西洋タンポポをはじめとしたハーブティーを飲んだり、「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」や「五苓散(ごれいさん)」という漢方を利用したりといったことが対策として有効だとされています。 

辛い気圧不調を和らげる

毎日が晴天で気圧もちょうどいい、ということは起こりにくいです。

天気は人の力では変えられませんが、気圧による影響を和らげる対策を万全にすることで、健やかに過ごしやすくなります。

 今回ご紹介した対策はどれも手を出しやすいものばかりです。少しずつ取り入れて、不調が和らぎますように。

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この記事を書いた人

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