ハーブと言えばハーブティーをイメージする人は多いかもしれませんが、実は保湿ケアにも使えるすぐれものです。
外気や冷暖房によって、肌は一年中乾燥しやすい状態にあります。肌の乾燥を放置すると、肌のバリア機能が下がり、少しの刺激でも肌荒れを起こしやすくなるので注意が必要。
今回はハーブでできるおすすめの保湿ケアをご紹介するので、顔もボディもうるおいで満たして美肌を目指しませんか?
ハーブで保湿ケアってできるものなの?
ハーブというとハーブティーとして楽しんだり、料理においてスパイス的な役割で使うイメージが強いかもしれません。
そのため、「ハーブで保湿ケアなんてできるの?」と思う人もいるでしょうが、ハーブには粘液成分が含まれ、肌を保護する役割があるのです。
ハーブそのものに保湿効果があるため、基本的にはどの種類を選んでもOK。
ハーブ成分が入ったボディクリームや化粧水などを塗ってケアする方法だけでなく、お茶として飲む方法などいろいろありますが、どれでも保湿ケアできるので「続けやすい方法」を選ぶのがポイントです。
ハーブで保湿ケアしたい!方法には何がある?
先程、ハーブで保湿ケアする方法はいろいろあるとお伝えしましたが、具体的にはどんな方法があるのでしょうか?
化粧水や乳液などスキンケア用品で取り入れる方法
顔の保湿ケアをハーブで行うなら、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- クリーム
などの、ハーブエキス入りのスキンケア用品で取り入れる方法がおすすめ。
これらの基礎化粧品にプラスして、週1〜2回行うスペシャルケアでもハーブエキスを取り入れるとなお良いです。
スペシャルケアはシートタイプのフェイスマスクや、塗って洗い流すフェイスパックが手軽なので取り入れやすいでしょう。
スキンケア用品でハーブエキスによる保湿ケアを行うときは、肌に合うかどうかを事前にチェックしておいてください。ハーブエキスの種類によっては肌へ刺激となり、肌荒れを起こす可能性があります。
まずは腕の内側など皮膚が薄い部分に少しだけ化粧品類を塗り、1時間ほど放置しても肌トラブルが起きないかをチェックしてから顔全体に塗りましょう。
ボディクリームなどボディケア用品で取り入れる方法
体の保湿ケアにハーブを取り入れたいなら、
- ボディクリーム
- ボディオイル
ハーブエキス配合のこの2種類がおすすめです。
ボディクリームに関しては、近頃はお風呂上がりの濡れた肌に塗るタイプもあります。乾いた体よりサッと塗れるので、時短ケアが希望の人は濡れた肌用のボディクリームを選びましょう。
ボディオイルはクリームよりもテカりが残りやすいため、好き嫌いがわかれるかもしれません。クリームかオイルか迷ったときは、ひとまずクリームを選ぶと無難です。
ボディクリーム・オイルも肌質によって合う、合わないがあるので、事前に皮膚の薄い場所でテストしましょう。
ボディケア用品は広範囲にわたって塗るため、ハーブの香りにも注目してください。心地よいと感じる香りのハーブを選ぶと、保湿効果だけでなくリラックス効果も期待できます。
入浴剤などバスタイムで取り入れる方法
ハーブ入りの入浴剤やハーブを湯船に浮かべたりと、バスタイムで取り入れる方法は手軽なので初心者はチャレンジしやすいかもしれません。
ハーブ入りの入浴剤はお風呂へ入る前にポンと入浴剤を入れるだけなので楽です。ハーブを湯船に浮かべると掃除が手間に感じるなら、不織布のネットにハーブを入れてからお風呂へ入れると花びらが散らばらないのでおすすめ。
バスタイムでの保湿ケアは、ハーブの香りを存分に楽しめるのも良い点です。香りフェチの人なら、入るだけで体だけでなく心もうるおうはず。
ハーブティーやご飯など食事で取り入れる方法
体の内側から保湿ケアしたいなら、ハーブティーやご飯など食事でハーブを取り入れる方法がおすすめです。
ハーブティーはお湯を注げば完成するティーバックタイプは作るのに手間がかからないので初心者向き。食事はイタリアン料理全般に合うバジルや、スイーツにも使えるミントからはじめると良いでしょう。
ハーブで保湿+αの効果を得たいときにおすすめの種類は?
もちろん、ハーブの効果は保湿だけではありません。
たとえば、
- 肌荒れやニキビを防ぐ・・・カモミール、ジャーマン
- アンチエイジング効果が期待できる・・・ローズ、ローズマリー
- 毛穴の広がりを抑える・・・ローズ、ペパーミント
など、保湿以外の効果も期待できます。
肌荒れ、アンチエイジング、毛穴は肌トラブルの中でも特に悩む人が多いと思います。保湿ケアに+αしたい人はぜひこちらも参考にしてみてください。
まとめ
ハーブは香りを楽しんだり、お茶や食事で楽しむイメージを持たれやすいですが、実は保湿効果に優れた植物です。
スキンケア用品やボディケア用品、食べ物、入浴剤など取り入れ方はさまざまなので、ぜひ自分が楽しみながらできる方法を見つけてください。
ハーブを利用して潤いに満ちた顔・体を手に入れましょう。