「なんだか肌が乾燥する」「いつも肌がカサカサ」と、このようなお悩みをお持ちの方は、肌の乾燥対策を見直したほうが良いかもしれません。
なぜなら、乾燥した状態をそのまま放置すると、肌荒れや小ジワなどの肌トラブルにつながり、美肌からは遠のいてしまうからです。
そこで今回は肌の乾燥対策としておすすめのケア方法を4つご紹介します。ぜひ参考にして乾燥に負けない美肌を手に入れましょう。
肌の乾燥をそのまま放置するとどうなるの?
肌は空気の乾燥や冷房・暖房の風などの影響で乾きやすく、スキンケアが不十分だとうるおいが不足した状態が続きます。
肌が乾燥した状態をそのまま放置すると、
- カサつきを感じるようになる
- 肌のバリア機能が低下して肌荒れを起こしやすくなる
- 赤み、かゆみが出やすくなる
- 乾燥小ジワができやすくなる
など、さまざまな肌トラブルの原因になるのです。
日常生活の中で肌の乾燥を感じるならスキンケア方法を見直して、保湿を重視した内容に変えましょう。
肌の乾燥対策、あなたは大丈夫?おすすめのケア方法4つ
「スキンケア方法を見直す」と言われても、具体的にどんな方法に変えれば良いのかわからない方もいるはずです。
そこでおすすめのケア方法を4つご紹介するので、ぜひ参考にして乾燥に負けない肌を作りましょう。
1.クレンジングの方法やアイテムを見直す
クレンジングや洗顔料は肌に優しいものでも、長い時間肌へつけていると余計な刺激を与えます。クレンジング類に含まれる洗浄成分は肌を乾燥させるので、それぞれ10〜20秒程度で終わらせるのがポイントです。
また、顔をすすぐときの水温が高いと肌の水分が蒸発しやすくなるため、水またはぬるま湯を使いましょう。
新しくクレンジングや洗顔料を購入するなら、W洗顔不要のアイテムを選ぶと両方使うよりも肌への負担が減り、乾燥を防ぐことにもつながります。
2.スキンケアアイテムを使う順番とアイテムを見直す
スキンケアアイテムは油分の量が多いものを最後に使ったほうが、肌の水分が逃げにくいので乾燥を防げます。
化粧水のあとは乳液だけでなく、乳液より油分が多いクリームも塗るのがおすすすめ。より乾燥対策に力を入れたいなら、乳液の前に美容液もプラスすると良いです。
ちなみに、スキンケアアイテムを使う順番は「化粧水→美容液→乳液→クリーム」で行うのが一般的。ただしアイテムによってはこの順番ではない場合もあるので、パッケージに書かれた使い方も必ず確認してください。
乾燥対策のためにスキンケアアイテムを新しく購入するときは、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド、スクワランなどの保湿成分が入ったものを選びましょう。
時間に余裕があるときはフェイスマスクやパックなどを使ったスペシャルケアを行うと、さらにうるおいで満たされた肌へと近づきます。
3.日常生活の中にも乾燥対策を取り入れる
肌の乾燥対策は洗顔やスキンケアのときに行うものだけではなく、日常生活に取り入れられるものもあります。
たとえば、部屋の空気の乾燥を防ぐために加湿器を使ったり、日中に肌の乾燥を感じたらスプレータイプの保湿剤を使うなども効果的です。
4.皮脂吸収タイプのコスメの使用を控える
コスメの中には余分な皮脂を吸収し、肌のテカリを抑えてくれるタイプのものもあります。
しかし肌が乾燥している状態で使うと、必要な皮脂まで吸収されてしまい、乾燥状態が悪化してしまう場合があるので注意が必要です。
肌が乾燥しているときは、皮脂崩れ防止機能や皮脂吸収機能があるコスメはなるべく使わないほうが良いでしょう。
肌の乾燥対策にお水をたくさん飲むと効果的なの?
ここまでは主にスキンケアで外側から肌へうるおいを与える方法をご紹介してきました。では、インナーケアとして、お水をたくさん飲んで肌に水分を与えるという方法は効果的なのでしょうか?
お水を飲むことが乾燥肌の改善に効果的との研究結果はあるにはあるのですが、実は1日に3リットル以上の水分を摂取しないといけないのです。しかも3リットルの中に含まれるのは純粋なお水だけ。
毎日3リットルの水分をお茶やジュース以外で摂るのは簡単ではありません。そのため、お水を飲むよりスキンケアなどを見直すほうが手っ取り早いのです。
とは言え、水分不足は体の不調を招くので、1日2リットル前後を目安に積極的に摂るようにしましょう。
まとめ
肌が乾いた状態をそのままにしておくと、赤みやカサつきなどの症状が出やすくなるだけでなく、乾燥による小ジワができる原因にもつながります。これではお世辞にも美肌とは言えないでしょう。
スキンケア方法や日常生活の過ごし方を少し変えるだけで、今までよりも肌にうるおいを与えられ、乾燥状態を防げるのです。
今回ご紹介した4つの方法を参考にして、しっとりとした触り心地の美肌に導いてあげましょう。