髪がパサついていたりゴワつきを感じたりするなら、髪のうるおいが不足している可能性があります。
実は髪も肌と同じく保湿が必要で、保湿をしないと髪質や季節によってはパサつきなどのトラブルにつながるのです。
今回は髪にも保湿が必要な理由と、髪にうるおいを与えるためにおすすめのヘアケア方法をご紹介しましょう。
髪の保湿力が失われて乾燥してしまう原因は?
髪の水分が失われてパサつきやゴワつきを感じる原因はいくつかありますが、まず一つ目は「ドライヤーの使いすぎ」です。
髪の広がりやうねりを防ぐためには、タオルドライと自然乾燥で済ませるのではなく、ドライヤーで乾かす必要があります。しかし、ドライヤーの風を当てすぎると、熱ダメージにより髪に必要な水分までも失われてしまうのです。
ヘアアイロンやコテを頻繁に使うことも、髪に熱ダメージを与えてしまうので乾燥につながります。
熱ダメージだけでなく、タオルドライのときや就寝中などに与えられる摩擦も、キューティクルが開いて髪の水分が逃げる原因につながるので注意が必要です。
髪の保湿ケアをサボるとどうなる?考えられるトラブルとは
髪のうるおいが不足し、乾燥した状態を放置しておくと、
- パサつきがひどくなり、まとまりのない髪になる
- ハリ・ツヤがなくなる
- ゴワつきの感じる触り心地になる
- スタイリングしにくくなり、ヘアセットに余計な時間がかかる
- 髪が絡まりやすくなり、抜け毛や薄毛の原因につながる
など、さまざまな髪のトラブルを引き起こしてしまいます。
いつでもサラサラでツヤ感を感じる髪でいたいなら、顔や体と同じように保湿ケアを行いましょう。
保湿ケアは髪にも重要!うるおいを与えるおすすめのヘアケア方法
髪にも保湿が重要だとわかっても、今まで何もケアしてこなかった方は、何を行えばいいかわからないかもしれません。
そこでおすすめの方法を6つご紹介するので、うるおいを感じる髪を手に入れるためにも、ぜひ今日から取り入れてみてください。
1.髪の絡まりをといてからシャンプーする
髪が絡まったままシャンプーをすると、髪が濡れることによって絡まりがひどくなります。髪がひどく絡まったままブラッシングすると、髪に余計な摩擦を与えることになり、摩擦による乾燥を招いてしまうので注意しましょう。
シャンプーのときは髪を濡らす前にブラッシングをして、髪の絡まりをといておいてください。ブラッシングのときに髪が引っかかっても、無理に引っ張らず優しくブラシを当てるよう心がけてくださいね。
2.保湿力の高いシャンプー・リンスを使う
シャンプーは汚れを落とす働きがある洗浄成分が配合されていますが、洗浄力が強いと髪を乾燥状態にさせる場合があります。
髪がパサついているときはシャンプーで乾燥が悪化する可能性もあるので、保湿力が高いシャンプーを使いましょう。リンスも保湿ケアができるものを選ぶと相乗効果が得られます。
シャンプー・リンスの場合、ヒアルロン酸配合のものはさっぱりとした洗い上がりになるので、しっとり感が残るセラミド配合のものが良いかもしれません。
3.タオルドライのやり方を見直す
タオルドライのときに力を入れてゴシゴシこすると、髪に余計な摩擦を与えてしまい、パサつきやゴワつきの原因につながります。
まずは髪全体をタオルで軽く押さえて、優しく水分を拭き取るよう心がけましょう。タオルで押さえるときに「パンパン」と叩くのも、髪に刺激を与えるので避けるべきです。
4.ドライヤー・コテ・アイロンを使う前にはオイルなどで水分を与える
ドライヤーやコテ、ヘアアイロンを使うときは、熱ダメージが直接髪に伝わらないよう、使用前にヘアオイルなどで水分を与えておきましょう。
ヘアミルクだとドライヤーなどの熱で水分が飛びやすいので、水分が逃げにくいオイルタイプのほうがおすすめです。
5.ドライヤーによるオーバードライを避ける
髪が少しでも濡れているとうねりや癖の原因になると思い、完全に乾くまでドライヤーを当てている方は少なくないはずです。
しかし実は、髪が乾ききるまでドライヤーを当ててしまうとオーバードライとなり、乾燥してパサつく原因になる場合も。
少ししっとり感が残る程度にしておいたほうが、必要なうるおいを残せます。ドライヤーの風を下から当てると、髪の表面だけ乾燥するのを防げますので参考にしてください。
6.冷暖房による乾燥にも注意する
冷暖房がついた部屋に長時間いると、顔・体だけでなく髪も乾燥します。こまめに髪に触れてみて、パサつきを感じたら髪に使える保湿スプレーなどでうるおいを補給しましょう。
日光に当たると髪の水分が抜けやすいので、長い時間屋外にいるときも保湿スプレーでケアすることをおすすめします。
まとめ
髪も顔・体と同じように乾燥するものなので、保湿ケアを行ってパサつきやゴワつきを防ぐ必要があります。
今回おすすめした6つの方法は比較的すぐに取り組める内容ばかりですから、ぜひ今日からのケアに取り入れて、うるおいの感じる美髪をキープしてください。