間違ったヘアケア方法は頭皮・髪のトラブルの原因に!おさえておきたい5つのこと

「サラサラな髪を目指しているのに、いまいち効果を実感できない」

「ヘアケアに力を入れても髪が傷んだまま・・・」

と、このように悩んでいる方は、もしかすると「間違ったヘアケア」が原因かもしれません。

せっかくケアに時間と手間をかけているのに、頭皮や髪のトラブルが改善しないのは誰だって避けたいことのはずです。

今回は健康的な頭皮と髪へ導くためにおさえておきたい、頭皮・ヘアケアのコツをご紹介します。

目次

間違ったヘアケア方法は頭皮・髪のトラブルにつながるって本当?

当たり前ですが、ヘアケアは頭皮と髪の健康を維持するために行うものです。そのため、「間違ったヘアケアをすると本当に頭皮・髪のトラブルにつながるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

では具体的に説明しましょう。まずはブラッシング。髪の絡まりをといたりホコリを落とすために行うブラッシングですが、絡まった状態なのに無理にとかそうとすると、切れ毛や抜け毛の原因につながります。また、髪へ余計な摩擦を与え、傷みを悪化させる可能性もあるのです。

次にシャンプーやコンディショナーについて。こちらも正しく使えば汚れを落としてダメージを補修してくれますが、すすぎ残しがあると頭皮のニオイやかゆみの原因につながります。

毛先にうるおいを与えるヘアオイルも、つけすぎると髪や頭皮のベタつきにつながるので注意が必要です。

ドライヤーにおいては熱ダメージを避けるために、使わず、自然乾燥で済ませているかもしれません。しかし、濡れた髪はダメージを受けやすいので、ドライヤーで乾かしたほうが髪が傷むのを防げるのです。

このように、頭皮や髪のために行うケアもやり方が正しくなければ、さまざまなトラブルにつながってしまうことを覚えておきましょう。

おさえておきたい!美髪・清潔な頭皮に導く正しいヘアケア方法

では具体的にどんな点に注意してケアをすれば清潔な頭皮をキープでき、美髪へと近づくのでしょうか?正しいヘアケア方法をご紹介します。

1.ブラッシングはシャンプー前にやさしく行う

髪を濡らした状態でのブラッシングは髪への負担が大きいので、必ず髪が乾いた状態で行いましょう。

シャンプー前にブラッシングで汚れやホコリを落とし、髪の絡まりをなくしておくと、シャンプーのときの髪への摩擦・ダメージを減らせます。

このとき、絡まりをとくために髪を引っ張るようにしてブラッシングするのは、髪へ余計なダメージを与えるのでNG。やさしく、数回にわけてブラッシングをし、少しずつ絡まりをといてください。

2.週に数回はシャンプー前に頭皮マッサージを

シャンプーだけでは頭皮の汚れを落としきれないので、定期的にシャンプー前に頭皮マッサージを行うと良いです。シャンプー時に多少の汚れは落ちるので、頭皮マッサージは毎日ではなく週に2〜3回程度で十分。

頭皮にも使用できるオイルを使い、指の腹を使って頭皮全体をやさしくもみほぐしましょう。強さは「痛いけれど気持ちいい」と感じる程度が良いです。頭皮マッサージのあとは、すすぎ残しのないようシャワーでしっかりオイルを洗い流してください。

3.正しい方法でシャンプーを行う

シャンプーを髪にのせてから泡立てたり、爪を立ててシャンプーをしたりなどのやり方は実はNG。頭皮と髪に負担をかけないシャンプーの方法は以下のとおりなので、ぜひこの機会に見直してみてください。

正しいシャンプーのやり方

  1. 乾いた髪をお湯でしっかりと濡らし、水で落ちる汚れを洗い流しておく。
  2. シャンプーを手のひらにつけ、軽く泡立てる。
  3. シャンプーを毛先につけて泡立てる。
  4. 泡を毛先から頭皮のほうへ持っていき、円を描くように頭皮をマッサージしながら洗う。
  5. すすぎ残しのないよう、シャワーでしっかり洗い流す。

4.コンディショナーやトリートメントでダメージを補修

シャンプーのあとには、髪の悩みに合ったコンディショナーやトリートメントを使いましょう。

毛先のパサつきが気になるなら保湿重視のものを、切れ毛や枝毛などの傷みが気になるなら保湿重視のものを、うねりが気になるならサラッとした仕上がりになるものを選ぶと良いです。

トリートメントは毛先を中心に塗り、頭皮にはつけないように注意すると、ニオイやかゆみなどのトラブルを防げます。洗い流すときはシャンプーと同じようにすすぎ残しがないよう気をつけましょう。

5.ヘアオイルを塗ってからドライヤーをかける

ヘアオイルは髪のダメージを補修するだけでなく、ドライヤーの熱から髪を守る働きもあります。ドライヤー後に髪のパサつきを感じるなら、毛先を中心にヘアオイルをなじませてから乾かすと良いです。

ドライヤーの風を当てるときは、髪の表面からではなく内側からかけるのがポイント。表面からかけるとオーバードライになりやすく、髪全体がパサつく原因になります。内側から風を当てるのを基本にして、時々表面に当てる程度にすると、髪に必要なうるおいを残せるので参考にしてください。

頭皮・髪のトラブルを防ぐためにプラスしたい集中ヘアケアは?

頭皮・髪のトラブルが起きやすい方は、週に2〜3程度、集中ケアとしてヘアマスクを使うことをおすすめします。

ヘアマスクはトリートメントで髪をパックするものなので、週数回使うだけでも健やかな頭皮・髪をキープできるのが特徴です。

商品によって使い方の細かい部分はことなりますが、基本は「シャンプー後、毛先を中心にヘアマスクをつける→そのまま5〜10分ほど放置→洗い流す」の3ステップ。使い方は簡単で放置時間は短いので、ぜひこれからのヘアケアに取り入れてみてください。

いつものヘアケアにぜひプラスして欲しい方法は?

ここまでご紹介した方法以外にも、頭皮・髪のためにぜひプラスしてほしいケアがいくつかあります。

まず、頭皮のニオイやベタつきが気になるなら、ドライシャンプーを使うのがおすすめです。ドライシャンプーはスプレータイプのシャンプーで、パウダー状なので日中に使用できます。過剰に分泌された皮脂を抑えることで、ニオイやベタつきを軽減する優れものです。

寝起きに髪が絡まりやすいなら、髪を一つに結んで寝ましょう。一つにまとめると寝返りを打っても髪が絡まりにくくなるので、朝までサラサラ髪をキープできます。

髪のパサつきがひどいなら、シルクの枕カバーやナイトキャップがおすすめ。シルクには保湿性があり、髪の水分を保持してくれます。

まとめ

ヘアケアをしても頭皮・髪のトラブルが改善されないのは、間違ったケア方法が原因かもしれません。

ブラッシングやシャンプーの方法をいま一度見直し、正しいヘアケア方法を行えば、徐々に健やかな頭皮・髪に近づくでしょう。

日常的なケアにプラスして、ヘアマスクドライシャンプー、シルクの枕カバーなどを使うと、さらに美髪を目指せます。

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この記事を書いた人

ブラック企業にOLとして勤めたのち、Webライターとして独立。得意ジャンルは美容、恋愛、節約、ファッション、オカルトなど。記名記事、専属ライターとして活動するWebサイトは多数あり。

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